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​Information

【開催中】
喜多研一写真展 「緑について」-東京23区-

 

 

東京23区を歩いて、立ち止まった場所で撮影する作業を続けて6年と半年ほど経った。
23区と云えば、大都市東京の中でも最も人口の集中する地域であり、そのエリアは大規模開発によって造成された「きらびやかな大都市」のイメージが一般的かもしれない。
しかし、それは東京23区が昭和から平成初期までの日本という地域が豊かでエネルギーに満ちていた時代のものであろう。
実際、撮影した写真のコマを見渡していくにつれて、「東京23区」の「きらびやかな大都市」というイメージは、地図上の「点」にしか存在しないものであることに気付いていく。
大部分のエリアには、ニンゲンがいなくなったのを見はからったかのように、「手付かずの自然」の先兵たる、名もなき植物がコンクリートの隙間から主張を始めている。

 

今回は、「B0ノビ(約1500mm×1000mm)」サイズのプリント、7点展示予定。
 

会場:TokyoBrightGallery
会期:2023年9月12日(火)~24日(日)
12-19時開廊(最終日16時閉廊/月曜休み)
 

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